2015年8月10日月曜日

日本語教師養成講座 中上級演習 (留学前最後)

こんにちは!
今回は振替の都合上 土曜日と日曜日の二日間にわけて
演習を受けたので少し遅れての更新となります。
みなさんこのクソ暑い夏をいかがお過ごしでしょうか。
僕は今日は久々のオフなのでたまっていたTo Doを消化中です。
パソコンと仲良しになる日ですね。目が痛い。
昨日買ってきた


知能のパラドックスを読み始めたくうきうきしているんですけど、そんな時間あるかな。兄が東京から帰ってくるので迎えに行くのも僕の仕事なのでなんやかんやで忙しそうです。長男のいない家では次男がそうやっていろいろするのは当たり前だとは思いますが。


さてさて、演習について書いていきますね。
土曜日と日曜日共に文型の指導を担当しました。
なんとですね、ついに中級の教科書が終わったんです!ぱちぱち!
ということは帰国後は上級のみに取り組むことになる、という感じですね!
がんばりますよん!

土曜日
担当25課「〜つつある」
ここまでくればどんどん既習の文型と意味が同じで、書き言葉調の表現が増えてきますね。「〜つつある」は「〜ている」に置き換えれる場合もあったりなかったりのややこしい文型。

例えば「病状は回復に向かっている」と「病状は回復に向かいつつある」などニュアンス的には同じになるものがある一方で、「壊れている」「壊れつつある」など、変化が完了してしまった「〜ている」と変化の進行を表す「〜つつある」など意味が変わってしまうものも。この違いを学習者にどう伝えるかは難しいところですね。

変化動詞」は意味変わるで!!!!といえばいい話ですが、あまり難しい語彙を用いて解説するのもいかがなものかと。

ということで、結局はたくさん例を出して、おおよそのイメージを掴んでもらうことが大事なのかな?というのがフィードバック中の結論でしたね。うん確か。

まあこのくらいのレベルまできた学習者には「変化動詞」という語彙をあえて覚えてもらうのもありじゃないか。というのも僕の意見としてはあります。

ちなみにこの日クラスは三人!!
あひゃ!寂しいもので。
文型を全部消化できずに先生のお話が授業の大半を占めるというのは、
参考になるお話だらけでそれはそれでいいのですが、
受講生の方々のそれぞれの文型、語彙ごとのアプローチの仕方を知ることは本当に大事なことだと思うので、次受けるときにはせめて6人くらいいるクラスがいいかな?とも思います。

ちなみに一緒に土曜日がんばってきたメンバーとは今日でしばしお別れで、本当に寂しかったですね。いつかどこかの職場でご一緒できたらいいな。そんなことを考えながらさよならしてきました。
途中で抜けてしまい申し訳有りません(泣)
上級もがんばってください!

基礎演習は全くと言っていいほど誰とも話せず馴染めなかったので
この演習は本当に楽しくて、みなさんのお話も聞けていい機会になったと思っています。


日曜日
担当 21課「〜一方だ」

今回で2度目である日曜日クラスへ「おじゃまします!」の日。
 受講生は10人ちょっと!

なんかいつもの2、3倍の学生役相手の授業ですこぶる緊張しました。
「〜一方だ」は接続が名詞だったり形容詞だったり変化動詞の辞書形だったりと、意味は単純でわかりやすいのですが組み立てがめんどくさいものですね。
学生も慣れるまでは大変そうです。

今回は進め方として
学生に身近な
「中級から上級へ」という話題から「難しくなる一方だ」という形で持っていったところ、先生から『王道』でしたねとコメントを受けました笑

21課、目の前にせまる上級ときたら確かにこれしかないのかもしれませんね。
ちなみにこの文型ですが、少し悪いイメージに用いることが多いんですけど、意味だけ伝えたらなんでも入ってしまうんじゃないかと学生は思ってしまうよ。とのコメントを受けました。

なんでもかんでも一方だを当てはめる学生が出ないようにするのってむずかしそう。
結局は土曜日と一緒で何個も例を出して、ニュアンスを理解してもらうしかなんじゃないかと思う僕でした。

とりあえずまあ、久しぶりの他クラスでしたがころばず、しっかり成功したので良かったです。


なんか長くなりましたが
留学前最後の中上級演習はこんな感じでした。

初級との並行受講で、あまりにも進め方が異なるので結構困惑しましたが
月曜木曜初級、土曜日は2コマ中級と頭を切り替えながら
教案を組んで授業するというのは本当に楽しかったです。

来年2月再開です。
がんばります。成長して帰ってきます。

ではでは。

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