2015年7月27日月曜日

読書 「少し変わった子あります」

こんにちはー!
昨日はさぼってごめんなさい。

さぼりぐせつきかけ?いやいやそんなことないです。
書こうかなーーってことはあるんです!笑
言い訳もこれくらいにして!
さてさて最近電車では読書してしまっていました、笑
TEDさぼってごめんなさい。
あーーー、10行に2回も謝っている自分笑


昨日読み終わったのは
「すべてがFになる」なんかで有名な
森博嗣の「少し変わった子あります」です。



前からずっと読んでみたかった。
本屋さん通りたびに、「ん?森ミステリーがあらぬ方向へ向かっている??」
なんて思ってたからです笑

さてさて、あらすじを見ればこんなことが書いてました。
以下引用

「失踪していた友人が通っていたお店は、毎回訪れるたびに場所が変わり、違った女性が相伴してくれる。一風変わったレストラン。都会の片隅で心地よい孤独に浸りながら、そこで出会った”少し変わった子”に私は惹かれていくのだが・・・」

なるほど、きっとこれは新しい路線だな。
そう思ったらもう買わずにいれませんでした。

先述した「すべてがFになる」を代表するS&Mシリーズは、2年前にどっぷりはまってしまい、ふたつきでシリーズ10冊を読み終えてしまいました。
毎回タイトルは日本語原題と英題がついているんですけど、最後まで読んだらその意味がじわりじわりとわかってきて、最後の「うわ!やられたーー!」を10回経験するのが毎回楽しみでなりません。



さて、今回読んだ感想ですが、
(以下ネタバレは含んでいないはずですきっと)

人生って何?
ひとと話す意味ってなに?
生きるって?
死ぬって?

そんなことを考えさせられる本でした。
そして、ヒヤッとする本でもありました。

あらすじにも書いている通り、主人公の大学教授は友人に勧められた店で毎回違う女性と会話しながら食事をする。という場面と、彼のレストラン以外の生活がずっと代わりばんこで書かれているのですが、会話が相変わらずロジカルで理系じみていて、森さんらしさがでまくりです。

中年の大学教授が思う人生観についていろいろと書かれている中で

ようするに、若い頃は「あれもしたい、これもしたい」と願っていたことが、この頃では、「あれもできなかった、これもしていない」という後ろ向きになる。(中略)この視点の差が、人間を大きく二分するもののような気がする。男女の差よりも大きな違いではないだろうか。

例えばこういった文を読んだ時、なんだか自分が主人公であるかのように一緒に立ち止まって考えてしまうんですよね。
そんな場面がたくさんちらばっている。
まるで一緒に大学に、レストランにいるような気になる。
あっ、もうあと1話か・・・って思ってたら最後にドカン!
って感じです、笑

ネタバレしないように書けば笑

この前再読した伊坂幸太郎の「重力ピエロ」もそうでしたが
 作者の言わんとしていることがいい感じにキャラクターのセリフに反映されている小説は好きです。

このまま森ワールドに久しぶりに引き込まれてしまいそうなのでこの先読書の記事が増えるかもしれません。
こういう記事は書きなれていないので支離滅裂になってたらごめんなさい。

今日は初級演習のことも書きますが、とりあえず晩飯です。

ではでは!


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